どうもドラム講師の道田です!
スタジオでバンド練習をする時に良く出てくる事がドラムの音量問題!
それなりに環境の整ってる広めのスタジオなら良いのですが、
少し狭めのスタジオでやる時にドラムの音が少しうるさいとメンバーに言われる事があると思うんですが…
ただ優しく叩くと音抜けが悪く求める音質では無くなる事があるのでジレンマを抱える事って皆さん経験された事があると思います。
気持ち良い音で叩きたいのにもどかしい気持ちになりますよね。
こういった音量問題の多くはシンバル等の金物類、とくにクラッシュシンバルやライドシンバルなど少し口径の大きい金物が耳につく事が多いのです。
音量がうるさいと言われたときになんとなく全体を下げるのではなく重心を低くして、
キックはしっかりと踏んであげて、ハイハットを除くシンバルはタッチを気にしてアタック音よりもシンバルを揺らす感覚で叩いてあげる事で音質も良くうるさくないサウンドにする事が出来ます。
よく言われるキットバランスをコントロールして音量を小さく感じてもらえる事が大事になってくるんです。
ドラムってやっぱり生の楽器だし太鼓だってちゃんと鳴らしてあげないと胴鳴りも全然しなくてただショボい音になってしまうので、
『叩く』ではなく『鳴らす』にしてあげないと楽器本来の持つ素敵なサウンドはなかなか鳴りません。
ただ勿論こういった音量のコントロールするのにはテクニックが必要になってくるので、
日頃からダイナミクスをつける為の練習をしたり、アクセント練習をしたりして手首や指先を細かくコントロール出来るように日頃の練習に励みましょう。
自分もメンバーもお客さんもみんな気持ち良いのが音楽の醍醐味ですしね。
意識するだけでも変わると思うので自分の心地よいサウンド、そして周りも含めて心地よいサウンドを心がけましょう。
それでは次回ブログにて!